官能の詩
火曜日の夕刊には文芸・批評というページがあって、南三陸町出身の歴史社会学者の山内明美さんや、作家の池澤夏樹サンが文章を寄せている。
両者の言い分はごもっともで、わたしなんぞが口をはさむものではない。
それよりページの下のほうに出ていた林美佐子サンという詩人の詩がおもしろい。
老紳士に身をまかせちゃった若い娘の心境をうたった詩で、わかりやすい言葉でつづっていながら、きわめて官能的。
わたしも男の立場から、いつもこんな妄想にふけっているから、いたく感銘を受けてしまった。
女性が話題のニュースだと、つい、どんな顔をした人なのかとつまらないことに興味をもつのがわたしの欠点だ。
夕刊に林サンの写真も出ていて、それによると理知的な美人である。
ホントにそうなのかとほかの写真を探してみたら、まだ写真がネットに載るほどメジャーじゃないようで、しかも同姓同名の人間が多いとみえて、どれが彼女なのかさっぱりわからなかった。
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