ロシアⅡ/コローメンスコエ
明日は帰国という日になった。
この日も金髪クンがやってくるそうだけど、あちこちひっぱりまわされたくないから午後から出かけることにして、午前中は部屋のドアに 「起こさないでください」 の札を下げ、ほとんどホテルでごろごろして過ごした。
ひとり旅の気楽さはこういうところにある。
なにをしにロシアまで行ったんだという人が、きっといるだろう。
おおきなお世話だ。
やってきた金髪クンと、ホテルのあるアフトザヴォツカヤ駅から、クレムリンとは反対方向で、ふたつ先のカシルスカヤ駅まで出る。
そんなものがあるなんてぜんぜん知らなかったけど、ここにはコローメンスコエという大きな自然保護公園があって、古い教会や木造建築が残っているところだそうだ。
名所旧跡より自然公園を散策するほうがいい。
モスクワまで行って、なんで森や林を見なくちゃいけないんだという人がいたら、うん、そういう人とは話をしたくないねえとだけいっておこう。
コローメンスコエという名前は、ウィキペディアには、むかしコロムナ街道の起点であったことに由来すると書いてあったけど、そんなむかしからロシアに興味があったわけじゃないからよくわからない。
メトロの最寄り駅は、カローメンスカヤかカシルスカヤである。
前述したようにこれはホテルのあるアフトザ駅からひとつ、あるいは2つ先の駅だ。
さらに2つか3つ先の駅まで行けば、前回の旅でかほりクンに連れていってもらった、エカテリーナ宮殿のあるツァリツィノ駅になる。
どうもこちら方面は素朴な風景がたくさん残っている環境保全地域らしいので、街歩きに疲れた人のねらい目かも。
メトロはがらがらと鉄橋を渡った。
地下鉄のはずだけど、カシルスカヤ駅まで行くと列車は地上に出てしまう。
2番目、3番目の写真は自然保護公園の入口と、公園内にあった地図。
公園はカシル駅から徒歩数分だったけど、そのまえにちょいと寄るところが。
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