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2014年4月27日 (日)

菜の花の思い出

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ゴールデンウィークが始まって、怠け者のわたしはなんとなくホッ。
のんびりゆったりした気分でブログの更新をする。
で、ナニを書くか。
NHKのBSで4月から 「世界・美の瞬間」 という紀行番組が始まった。
また録画しなくちゃいけない番組が増えてしまったようだ。

このシリーズのプロローグとして、その第1回に、アーモンドの花が咲き乱れるイタリアのシチリア島と、中国雲南省にあるいちめん菜の花畑の羅平という村が紹介されていた。
羅平という村では、桂林にあるようなぼこぼこと盛り上がった山々が、黄金の海に浮かんだ小島のようで、それはそれはみごとな景観。
中国通のつもりのわたしが聞いたことのない村だけど、世間には好奇心旺盛な人々が多いとみえて、シーズンには日本人の観光客も押し寄せるらしい。

じつはわたしも中国には何度も出かけていて、青海省や甘粛省の田舎で、バスの車窓から平野いっぱいにひろがる菜の花畑を見たことがある。
ここに添付した写真は甘粛省にある、天祝チベット族自治区というところで撮った、2005年7月6日の菜の花畑。
中国は広大だから、雲南省で3月に満開になる菜の花が、甘粛省では7月でまだすこし早いかなというところ。

テレビに影響されて、また旅の虫がむずむず。
羅平という村は有名になりすぎだけど、青海省や甘粛省にはまだあまり紹介されてない菜の花の名所がたくさんあるはずだ。
ああ、行きたいな。
でもせっかくかじった中国語もほとんど忘れちゃったしな。
パソコンの中国語環境もとっくに失われちゃったし。

極楽トンボみたいに花の楽園を夢見ながら、わたしは同時に幸福な体験を思い出してしまう。
天祝で菜の花を見たときの旅では、わたしはドン・キホーテで、サンチョ・パンサの役割をする中国人の娘との2人旅だったのだ。
うん、むかしはすこしはモテたこともあるんですよ、ワタシ。

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