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2014年4月 6日 (日)

ロシアⅡ/帰国

「ひとつ」 はロシア語でアジーンという。
モスクワに到着してメトロの切符を買うとき、100ルーブルを出したら、駅員のおばさんが指を1本立てて、アジーン?と訊いた。
1枚ですか。
おかげでわたしにとってロシア語の知識がひとつ増えたことになる。

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ここに載せた写真は、モスクワの地下鉄プロ-シャチ・レヴォリューツィ駅構内にあるイヌの銅像で、鼻にさわると幸せになれるんだそうだ。
いろんな人がさわっていくものだから、鼻の部分だけテカテカ。
自分の写真はあまりブログに載せないようにしてるんだけど、ま、いい男に写っているからいいだろう。
そう思ったけど、世間から反感をもたれても困るから白抜き。

イヌの鼻をなでたにもかかわらず、今回の旅はそれほど幸せなものではなかった。
コンサートや観劇に行ったわけでもないし、新幹線に乗ったわけでもなく、美少女ガイドもいなかった。
わたしはどこかそのへんに行ってくるような調子で、モスクワの街をぶらぶらしただけで帰ってきてしまった。
これはつまり、ロシアといえども、わたしがいつも出かける吉祥寺や新宿の街と、たいして変わらないお出かけ先になったってことである。
いつも出かける街にそんなにおもしろい話がごろごろしているわけはない。
モスクワもそのくらい気楽なところになったということだ。

旅行に行ってもみやげは買わない主義のわたしだけど、どうにもならない義理で買わなければならない場合もある。
前回の旅では空港でチョコレートを買っていった。
しかしわたしはお菓子の銘柄なんてものにまったく無知だから、あとで差し上げた相手に聞いたら、それはベルギー製だったそうだ。
今回はゼッタイにまちがいないロシア製のチョコ。
なんで間違いがないかっていうと、パッケージに印刷されているのが、あのロプヒナちゃんなのだ。
カラカラと安っぽい音がしたのが気になるけど、わたし自身はひとつも食べてみなかったから、美味しいかどうかわからない。

それはさておき、ロシアという国について、もっと入国を簡単なものにしてほしいとは、このブログで何度も言及している。
ビザが必要であるのはやむを得ないにしても、せめてバウチャーという方式だけは撤去してもらえないだろうか。
あらかじめホテルや移動方法を決めておかなければいけないなんて!
ふらりと空港に降り立って、ぶらりと街へ出て、ふらふらと安いホテルを物色できたらなんて素晴らしいことだろう。

ネットで調べると、ロシアに着いてから、そのへんで適当なホテルを探したなんて人のブログも見つかるから、だいぶこの規則も緩和されているような気配はある。
しかし旅行会社に問い合わせてみても、そういうところは手数料で稼いでいるのだから、ええ、大丈夫ですよ、ホテルなんか現地で勝手に探してくださいとはいわないような気がする。
なにかトラブルがあったら困るから、正規の旅行会社ならやはりたてまえ論を持ち出すしかないのではないか。
これについては現地に行ってぶっつけ本番で試してみるわけにもいかないから、ロシアで自由旅行をした人がいたら、ネットでどしどし体験談を報告してもらいたいものである。

成田で入国審査のとき、審査官がわたしのパスポートを見て、ひとりでロシアに行ってきたんですかと訊く。
ええと答えると、すごいですねという。
なにがすごいんだか・・・・・
アジーン。

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コメント

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投稿: nike air max 1 | 2014年4月13日 (日) 07時21分

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Please give my best regards to your sisters.

投稿: libai169 | 2014年4月13日 (日) 07時45分

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