トキワツユクサ
目をギラつかせながら、どこかにめずらしい花が咲いてないかと探しまわっているワタシ。
6月に田植えをする予定の田んぼのへりで、見かけないちっちゃな花を発見。
白い花びらが3枚で、大きさは1センチちょいくらい。
調べてみたら、トキワツユクサという花だった。
ツユクサというと青い花で、花びらは2枚という印象があるし、野山ではぜんぜんめずらしくない花である。
トキワがつくと、過去に見たおぼえがない。
おお、これはと、新種を発見した博物学者の心境。
ただしネットによると、繁殖力のひじょうに強い植物だそうで、群生した写真も見つかるから、わが家の近所は例外なのかも。
マクロでながめると、おしべのまわりにもしゃっと毛が生えていて、よく考えたら、むかし顕微鏡の学習でのぞいたムラサキツユクサに似ていた。
ただ、ムラサキツユクサはけっこう背丈があって目立つ植物だけど、こちらはほんとにヒッソリ。
そういうわけで、けっしてめずらしい花ではなく、これまでも毎年咲いていたのに、ウカツなわたしは気がつかなかったらしい。
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