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2014年6月29日 (日)

西表島/海中道路

由布島をのんびり見物しているヒマがない。
天候をにらんで大急ぎでとって返すことにした。
帰りはおじさん暴走族化してやたらに飛ばす。
このバイクは時速35キロ以上で警告ランプがつくんだけど、それより出ていたかどうかは、官憲がコワイからはっきり書きませんけどネ。

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船浦港の近くに 「海中道路」 とよばれる海岸の堰堤の上をはしる道路がある。
ここまでくればもう上原までたいした距離じゃないから、安心してバイクを停めて景色をながめていくことにした。
堰堤のたもとからながめると、遠方の山の中に垂直に落ちる滝が見える。
これは 「ピナイサーラの滝」 で、ここまでトレッキング・ツアーも出ているそうだ。
おもしろそうだけど、わたしもそろそろ年寄りの冷や水になりそう。

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海中道路をゆるゆると走っているとき、水ぎわにゴミみたいな無数の黒い粒が集まっているのを発見した。
おお、これはひょっとするとアレじゃないかと、バイクを停め、土手を下りて近づいてみた。
写真がそれだけど、粒のひとつひとつの正体は、スナガニとかコメツキガ二と称される小さなカニだった。
このカニは砂の中のプランクトンなどを食べ、食べ終わった砂を小さな団子にして並べることが知られていて、そういえば本体は見えなくても、海岸にイモムシのウンチみたいな団子がびっしり並んでいるのをよく見かける。

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大量にいるから写真を撮るのはかんたんだと思うだろう。
ところがそうじゃない。
近づくとあら不思議、伊賀の忍者のように、わたしの周囲3メートル以内だけ、たちまちすがたが見えなくなる。
みんな穴の中にかくれてしまうのである。
しばらくじっとしていると、またそろりそろりと地表に出てくる。
最後の写真はネットで見つけたもの。
なんだかダニの集団みたいでいやらしいけど、由布島のシオマネキで失望したわたしは、はからずもこんなところで西表の自然の豊かさを確認したわけだ。

短時間のドライブだったけど、それなり収穫はあったなあと自賛しつつ、帰路につく。
船浦港の近くには、ぼんやり走っていると肝を冷やすような急カーブがある。
それまでがわりあいカーブの少ない平坦な道なので、ひやっとしたのはわたしだけじゃない。
由布島に行くとき、ここで対向車が大きく道路からはみだしたのを見たっけ。
西表まで行って事故保険のお世話になりたくなけりゃ、やっぱりあんまり飛ばさないほうがようござんすよ。

バイクを借りたガソリン・スタンドに行ってみたら、もう店が閉まっていた。
午後6時で閉店なんだそうだ。
こういう場合、どうすりゃいいんだ。

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