大目にみる
今朝の朝日新聞の社説に、EUの結束を保つために、フランスはロシアへの軍艦輸出をやめろと書いてあった。
余計なお世話だとフランスはいうだろう。
2隻で1700億円だそうだから、政治問題くらいでこんなおいしい商売を棒にふるバカがどこにいるかってなもん。
だいたい朝日の読みは浅いので有名だ。
いつもは米国ギライみたいなことをいっておいて、なんでこういうときだけ米国に追従して、ロシアに圧力をかけろと主張するのか。
今回の件ではロシアの民主政治が立証されたようなものではないか。
プーチンはスターリンのような独裁者ではないから、行動にはおのずから制約がある。
国内、国外のとんがり分子が自分勝手なことを始めても、それを大統領権限で抑えこむのはむずかしい。
プーチンだって悩んでいるのだ。
日本のオピニオン紙ならそのくらいわかってやらなければいけない。
アメリカの言い分を聞くような顔をして、そのじつぜんぜん聞かずにプーチンと話し合いに応じるという日本の政治家の狡猾さも、今回は大目にみてやらなければいけない。
たてまえばかりが氾濫しているこの社会で、たまにはこのくらい本音を書いてもらわないと、新聞なんか読んじゃいられない、このクソ暑い時期に。
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