タヌキの化かし合い
新聞に、「中国、モンゴルと関係強化」 という記事。
安倍クンとモンゴル大統領が仲良くしているのが気にいらないって、横やりを入れるのが中国の目的らしい。
新聞には習近平総書記とモンゴル大統領が手をつないでいる写真が載っている。
でも、ますます孤立するんじゃないかと、日本の未来を心配する必要はない。
モンゴルに限らないけど、仲良くするなら誰だって一党独裁の中国よりも、アジア最先端の民主国家で、戦後70年間も平和憲法を維持してきた日本と仲良くしたいと考えるに決まっている。
どうもかっての共産主義国というのは、いまでも評判がわるい。
プーチンがいくら現在のロシアはグローバル化された民主国家だと言い張っても、周辺の国にはいまだにスターリンの亡霊がちらつくのと一緒。
やはりEUのほうがいいやと、仲のよかったウクライナにさえ造反されてしまうのだ。
内モンゴルをかかえて、一見仲良さそうにみえる中蒙関係だって、モンゴル人は、出来ることなら独裁の中国とは手を切りたいのが本音。
でもこのへんが国際関係の、いわく、タヌキの化かし合い。
支援しましょうっていってくる相手を袖にするバカはいないやね。
しぼれるだけしぼって、じっさいには日本を頼りにする。
そういうモンゴルの魂胆がみえみえの、今日の新聞記事でありました。
| 固定リンク | 0
コメント