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2014年9月18日 (木)

やらせ?

わたしもそうとうに疑い深い人間だけど、前項の米人ジャーナリスト殺害については、これはヤラセだ、トリックだという意見もあるらしい。
映像はすべて作りモノで、じっさいにはジャーナリストは生きているというもの。
そういう意見を主張するサイトをながめると、いろんな証拠をならべていて、いかにも真実のように思えてしまう。

そういやあ、こんな話は以前にもあったなあ。
アメリカの月着陸は、地球上のどこかの砂漠で撮影されたヤラセだというのである。
当時は米ソ冷戦の時代で、アメリカには月着陸の競争でソ連に負けたくないという事情があったにせよ、ほんとうにヤラセなら、いくらなんでもそろそろ誰かが真実を暴露しそうなものだ。
政府の秘密を暴露して亡命を余儀なくされたスノーデン君みたいな青年もいるし、現在はリークがわりあいかんたんにできる時代なのである。

疑っていればきりがないけど、米人ジャーナリスト殺害がヤラセだとしたら、ほんとうにそんなことがあり得るだろうか。
あるとすれば理由はなんだろう。

米国がシリアに軍事介入したいというのがそれかもしれない。
オバマ君の政策からすれば逆行しているけど、なんせあの国では軍需産業のご威光がモノをいうから、じゃんじゃん戦争をしてほしいそのスジがでっち上げたという可能性は、ぜんぜんないと思うけど、ひょっとするとあるかもしれない。
その残虐性から米国では 「イスラム国」 を叩けという世論が主流になり、このあいだまで、もう砂漠の戦争はまっぴらだといっていた国民が、一億総火の玉だ。
兵器を製造している死の商人たちはホクホクではないか。

あるいはシリアのアサド大統領の陰謀かもしれない。
反体制派に手をやくアサドは、アメリカを戦争に引っ張り込むために、ああいうでっちあげ映像を流したのかも。
この世界に謀略はつきものだから、本心ではアサド政権維持派のオバマ君が、シリアを支援するために、コンピューター・グラフィックを駆使して残酷な映像を制作した可能性も、ないと思うけど、あるかもしれない。
「イスラム国」 の空爆では、おもてむきアサド体制に反対のアメリカが、結果的にアサドを助けることになっちゃってるでしょ。

でもね、でもね。
だんだん下手なミステリーみたくなってきたけど、相手に勝手にそんなことをされたら、当の 「イスラム国」 が黙ってないだろう。
ジャーナリストを捕虜にしているのはオレたちだってことで、本物の処刑場面を公開するかもしれない。
やっぱりフィクションの世界だな、これって。

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