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2014年10月16日 (木)

今朝の新聞

今日の朝日新聞。
最近はつっこみどころがなかなかないけど、今日はオピニオン面に 「社員の発明誰のもの」 という記事があり、それに呼応したような週刊新潮と文春の広告が。
この二つ、いや、三つを並べて読んでみる。

オピニオンのほうでは、政府が特許について、社員のものから会社のものに変更するという方向に持っていこうとしており、それについて正反対の立場にある法律学者と弁護士が意見を述べている。
どうみても法律学者のほうに分がありそうだけど、それについてはさておいて。

LEDで日本の開発者3人がいっぺんにノーベル賞をもらったのはご存知のとおり。
このうちの中村なんとかいう人は米国に移住して、ホントかウソか知らないけど、ブラピの近所の300坪豪邸に住んでいるそうである。
あ、ブラピてのは俳優のブラッド・ピットのことだかんね。

中村サンは強欲だという日本国内の非難にたえきれず (たぶん)、さっさとアメリカに移住して、米国は有能な人が報われる国だなんてほざいている。
そりゃまあ、あの国はむかしから世界中の有能な人間を引っこ抜いて、それでもって繁栄している国だってことは知ってますけどね。
そのかわりひとにぎりの人間が国内の富の90パーセントを独占するって、それってやっぱりフツーじゃないでしょ。
アメリカンドリームなんて言葉にまどわされず、冷静に考えてほしいもんだけど。

前述の弁護士さんは、中村サンのおかげで努力している人が正当な報酬をもらえるようになったなんていってるけど、SF小説の中の孤独な天才学者ならいざ知らず、企業の後ろ盾もなく、誰の協力も得ないで大発明のできる科学者が、現在の日本にどれだけいるんかね。
2万、3万円とはいわないけど、適正な報酬ってもんがあるでしょ。
たとえば研究設備や材料を運ぶトラックの運転手や、気持ちよく研究できるように研究室を清掃するおばちゃんのような末端にいる人間にも、発明のおすそ分けを要求する権利があるってことを考えてほしいやね。

そしてアメリカさん。
研究途上の学者を引っこ抜くならわかるけど、中村サンのLEDってのはすでに発明の段階はすぎた研究でしょう?
彼がこれからもアメリカをうるおしてくれるような発明をしてくれるかしら。
ひょっとするとえらい高い買い物をしたんじゃないかって、アメリカのために、ぜんぜん心配したくないけど、すこしだけ心配をしてしまいます。

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