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2014年10月20日 (月)

シクスト・ロドリゲス

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ものもらいと高血圧のダブルパンチで意気消沈のわたしに温かな声援の声。
やっぱりブログやっててよかったなと思う今日このごろだ。

この声援者のコメントの中にシクスト・ロドリゲスという歌手の名前が出てきた。
どんな人なのかと、YouTube に載っていた彼の歌を聴いてみた。
なんの予備知識もなしに聴くと、若々しい声で、ソウルフルな歌い方だけど、黒人みたいにねちっこくない。
名前からするとラテン系で、黒人ではなさそうだ。

そのあたりでまたわたしの調査癖がむくむく。
ウィキペディアのお出ましである。

若い人かと思ったら1942年生まれというから、わたしよりだいぶ?年上の人だった。
なんでも米国でヒットせず、埋もれたままでいたところ、最近になって、なぜか南アフリカ共和国でブレークし、米国で肉体労働をしていたところを掘り出された伝説的な歌手だそうだ。
若いころの写真でみると、ホセ・フェリシアーノの2番煎じみたいで、ヒットしなかったのはこれが原因かもしれない。
最近の写真では、年齢が人間の顔をつくるという表現がぴったりの、重厚で、なかなかいい顔になっている。

わたしは音楽ドキュメンタリーというやつが大好きで、話題になった作品はできるだけ観るようにしている (近いうちにマルタ・アルヘリッチの映画を観に行くつもり)。
この手の映画には、古くは 「真夏の夜のジャズ」 から、「ラスト・コンサート」、「ブエナビスタ・ソシアル・クラブ」 や、テレビ放映されるドキュメンタリーの中などに、ヘタなドラマより感動的な作品がけっこう多いのである。
最近観たいと思った映画に、たしか 「南アフリカ」 「伝説的歌手」 なんてキーワードで引っかかる映画があったような。

YouTube にはこの歌手のライブ映像も載っている。
それで観ると、ロングヘアに、黒い帽子とサングラス、ジャケット姿で、ホームレスのじいさんがギターを抱えているみたいだった。
これはまあ、埋もれていたところを発掘されたんだから仕方ないことだろう。
歌もさることながら、こうした浮き沈みの多い人生そのものが感動的な人である。

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