西表Ⅱ/刺し網の3
ボツにするのもなんだから、刺し網の写真をみんな載せてしまうぞ。
上から赤い魚の幼魚。
無責任な名前だけど、赤くてこれに似た魚は多いから、いちいち調べちゃいられない。
つぎはタイみたいな魚の幼魚。
幼魚じゃないかもしれないけど、これも似た魚はたくさんいるからねえ。
魚の名前を調べるのは大変だ。
サンゴ礁にはモンガラカワハギやナポレオンみたいに一目瞭然の魚も多いんだけど、似て異なる魚もたくさんいる。
わたしのブログでは、わかっているかぎりできるだけ正式の名前で呼ぶつもりだけど、博物学的に原則を重視すると、たとえば3番目の写真なんか、フウライチョウチョウウオらしいけど、ひょっとするとトゲチョウチョウウオかもしれない。
尻尾が写っていれば見分けがつくんだけど、顔だけじゃ断定は危険だ。
うっかりしたことを書くと専門家に指摘されちゃうかもしれないので、こういう場合はアバウトであることは承知のうえで、チョウチョウウオの仲間とだけいっておくほうがまちがいがない。
4番目はダイバーにはおなじみの魚で、わたしも海中で見たことがあるんだけど、はてね。
こういうマンボウみたいな体型の魚で有名なのはツバメウオだ。
しかしこれはそれじゃなさそうだ。
調べるのがメンドくさいから、調べない。
5枚目からはわりあい見分けやすい連中ばかりで、コチ、ハモ、サヨリ、やたらに獲れるアバサー (ハリセンボン)、そして宿主からはぐれたコバンザメ。
コバンザメは食べないみたいだけど、ほかは見てくれはわるくても美味しい魚ばかりだ。
刺し網の禁漁期は6月から9月で、この時期は海水温が高く、網にかかったえものが腐ってしまうのだそうだ。
この時期は人間が押し寄せる時期なので、島の人たちの関心はそっちにいってるかも。
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