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2014年12月25日 (木)

ウチの朝刊

選挙で自民党が勝ったのは投票率が低かったせいだとか、小選挙区制がいけなかったとか、ウチの新聞がオピニオン面で屁理屈を並べたてている。
こういうのも反権力というのかどうか。
わたしは自民党を支持しているわけじゃないけど、国民に誤った認識を植え付けるんじゃないかと、そっちのほうが心配だ。

投票率が50パーセントぐらいしかなかったから、国民の半数は自民党を支持していないというのは、いくらなんでもムチャな理屈じゃないかね。
客観的にじいっと考えてみよう。

投票に行かなかった人たちはどうして行かなかったのかと考えると、まず行っても投票したい政党がない、自分が行ったって結果は変わらないと、そのへんのところだろう。
行けば自民党しか選択肢がないから、これはおもしろくないという人もいたかも。
このへんは微妙だけど、おもしろくなくてもやはり自民党しか選びようがないという点は、きちんと評価すべきじゃないか。
ウチの新聞はこれを称して、自民党が勝ったのではなく野党が負けた選挙だというんだけど、自民党しか選択肢がないなら、勝ちは勝ち、負けは負けだ。
問題は野党にあって、低い投票率に責任を押しつければすむわけじゃない。
もうちっと素直になれないもんか。

かりに国民に銃でも突きつけて、なにがなんでも投票に行けと命令した場合、しぶしぶ出かけた人たちの投票率は、最初から行った人たちのそれと大差はないように思う。
それとももっと(だらしない)野党に投票する人が増えただろうか。
ようするにウチの新聞は、慰安婦や原発事故みたく、なにがなんでも結果ありきに持っていきたいらしいけど、投票率が上がったって結果はほとんど変わらないような気がするのである。

オピニオン面には、苦し紛れに小選挙区制をやめろという意見まで飛び出した。
よくおぼえてないけど、この制度は過去に、中選挙区制に問題があって導入されたんではなかったっけかね。
どっちにしたって、選挙制度は両刃の剣だ。
将来、野党の中から巨大保守政党があらわれて、与野党の立場が逆転すれば、今度は自民党が選挙制度を大政党に有利だといいださないともかぎらない。
そんなふうに行き当たりバッタリで、結果が気にくわないからといって、コロコロ制度を変えればすむ問題か。

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