変身
2015年からウチの新聞は、ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストみたいな硬派の新聞に変身したみたいだ。
もちろんわたしは米国の新聞を英語のまま読んだことはないし、いまから英語の勉強をしようって気もないから、これからも読めるはずがないので、このへんを本気にされても困るんだけど。
とにかく今朝のウチの新聞にはつっこみどころがない。
つっこみどころがないとおもしろくないという人がいるかもしれないけど、わたしは満足しています。
4面でなんとかいう大学の教授さんが、安倍政権についてなんだかんだと。
これまでなら識者が登場すると、よく2人ペアで出てきて、わたしから原稿料をいくらもらってんだろうなんて揶揄されていたどこかの教授さんたちのように、かならずウチの新聞をフォローするに決まっていた。
だからと、はじめから疑ってかかるわたしも人がワルイけど、今日の教授さんの意見はまっとうなもので、いちゃもんをつけたくてもつけようがない。
誌面をよく見ると、多くの記事に、それを書いた記者の署名入り(顔写真がついているものもある)。
これじゃあうかつなことを書くと、記者の社会的生命にも危険が及ぶし、つぎの就職先で解雇しろ、しないなんて騒ぎになる可能性もある。
なんといったって現代は、風評があっというまに拡散するネット社会なのだから。
おかげでぼったくりをしていた飲み屋が、たちまち謝罪したってニュースもあったくらいなのだから。
ウチの新聞の健全化は、記者ひとりひとりに自覚と責任をもたせるところから始まったようで、これはいいことである。
これからの朝日新聞に期待しよう。
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