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2015年2月 2日 (月)

夜中のくりごと

さぶ~い!
今年はあまり寒さを感じなくて、人間もある程度トシをとると寒さに鈍感になるのかななんてウソぶいていたものの、今夜の寒さはこたえる。
去年、壊れてしまって、ストーブを1台廃棄したのがイタイ。
今夜は残ったストーブと、部屋の中でダウンを着てしのいでいる。
あごの筋肉に痛みを感じるのは、歯をくいしばったせいらしい。

夜中に起きて、バーボンのお湯割りを飲みながらいろいろ考える。

むかしは冬の夜中に小便に起きて、卒中で死ぬ人が多かったそうである。
わたしもそっち方面の心配をしなくちゃいけない境遇なので、ときどきこのままぽっくりいくんじゃないかと不安にかられる。
目をさまして、よたよたとトイレに向かうとちゅう、ぼうっと気が遠くなる。
あ、いまオレは死ぬんだなと思いつつ、床に倒れてあの世行き。
あの世行きならまだいいが、ヨイヨイになって、ひとり者のわたしは2、3日後にようやく発見される。
そのあいだ大小便を垂れ流しだ。

そりゃちょっと (うんと) マズイんでねえかと思いつつ、バーボンのラベルを見る。
度数は40度だそうだ。
わたしの場合、倍の量のお湯で割るから20度だし、節制のある飲み方だからまだマシだけど、これってやっぱりマズイなと思う。

塩分だって控えなくちゃいけないはずだけど、先日新潟に行って、道の駅で野沢菜の漬物を買ってきた。
わたしは漬物が好きだけど、なぜかこれまで、野沢菜というものを冷遇してきた。
ところが本場というか、雪国の野沢菜を食べてみたら、これは美味い。
それでスーパーで野沢菜の漬物を購入し、ついでにうまそうなタクアンまで買ってきてしまった。
わたしの境遇では、これはけっして許されないことである。
じっさいに12月の健康診断では、医者からナニを考えてんのかねと叱責されたくらい。
しかし塩の効いてない漬け物なんか食べる気がしない。
アナタもそうでしょ?

シリアでは後藤健二さんが殺された。
わたしも彼といっしょ、自爆覚悟の人生なのだ。
願うことはただひとつ、ごたごたいわない即死であることだ。

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