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2015年2月11日 (水)

ロシアⅢ/心配

R01

外国に行くとせっせと歩くことにしているので、わたしはモスクワもサンクトペテルブルクも、市内の地理をほぼ掌握してしまった。
今回の旅でもサンクトペテルブルクに着いてしまえば、もともとそれほど大きな街ではないし、ホテルの場所もあのあたりかと見当がつくから心配いらないけど、ひとつだけ気になるのは、飛行機がモスクワで国内線に乗り換えて、サンクトペテルブルクまでその日のうちに行ってしまう直行予定であること。
言葉もわからないし、空港で乗り換えなんてそんなに簡単にできるのか。

日程表によると乗り換え時間は1時間半だそうだけど、アエロフロートのホームページをのぞいてみたら、乗り換えには最短で1時間10分かかるとある。
最短でそれだけかかるなら、わたしの場合3時間ぐらいみておかないとヤバい。
飛行機が遅延したり、ターミナルが別だったりしたら目もあてられない。

うーんと考えた。
調べてもみた。
友人から買ったiPad miniは、ベッドにあおむけに寝たままでも調べられるから、調べがはかどること。

さいわいアエロフロートは国際線も国内線も同じターミナルにあるそうである。
しかも旅行会社に問い合わせてみたら、3時間後にもう1便べつの飛行機があるという。
わたしの知り合いでずっとむかし、電気釜を中国に持ち込もうとして、不審な科学兵器とまちがえられて、2時間も空港で止め置かれたのがいたけど、3時間もあるならこんな場合でも大丈夫ではないか。

そういうことで、飛行機は3時間あとの便にした。
問題があるとすれば、なにもかもが順調にいって、乗り換えが1時間10分ですんでしまった場合だな。
こうなると時間をもてあましそうだけど、国際線の飛行機で3、4時間の待ち合わせはめずらしくないのである。
iPad mini でローリングストーンズの YouTube ライブでも観ていれば、すぐに2時間ぐらいはたつ。

ひと安心したあと、さらにこんな手を考えた。
紙にあらかじめ行き先と便名と時間を書いておいて、 行き先々で空港職員らしき人間に尋ねながら行くのである。
聞いた話では、荷物を積み込んだ客が搭乗しないと、爆破テロの可能性があるから、飛行機はその客を見つけるまで離陸できないそうである。
これなら多少遅れてもかまわんではないか。
もたもたしていれば、相手のほうで必死で探してくれるのではないか。
それで飛行機が遅れたって、このていどでシベリア抑留もないのではないか。

だいたい、中国に行ったときは中国語の勉強もいくらかしていったけど、ロシア語なんてとてもわからない、というのはわたしだけじゃあるまい。
英語の得意なイギリス人もアメリカ人も、たいていはロシア語はわからないのである。
もしかすると紙に書いて尋ねながらというのは、わたしの専売じゃないかもしれない。

だいぶ乱暴な論理だけど、案ずるより産むがやすし、なんといったって、わたしはツイているのだ。
かりにわたしがもっと若いころ、同じ旅をしたとすれば、この程度の無謀さもやむを得ないものとして、最初から覚悟していただろう。

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