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2015年2月24日 (火)

ロシアⅢ/バレエ

わたしはサンクトペテルブルクではぜひバレエを鑑賞するつもりだった。
いえ、けっしてそんな高尚な趣味を持ってるというわけじゃなく、あくまで好奇心で。
それで出発前にいろいろ調べてみた

007a

サンクトペテルブルクにはマリンスキー劇場とミハイロフスキー劇場という、有名な二つの劇場がある。
ミハイロのほうは、わたしが2年前にクラシック・コンサートを鑑賞したところだ。
ネットで調べると、わたしがサンクトペテルブルクに滞在している週末に上演しているのは、マリンスキーがオペラ(土曜日)と、「イワンと仔馬」 というバレエ(日曜日)、ミハイロのほうがオペラ(土曜日)と、「ラ・バヤデール」(日曜日) というバレエになっていた。
オペラには興味がないから、観るならどっちのバレエがいいだろう。
本来ならまだ行ったことのないマリンスキーにすべきだろうけど、いろいろ調べてみたら「イワンと仔馬」 より 「バヤデール」 のほうが露出度が高そうだった。
ストリップと間違えてんのかといわれてしまいそうだけど、真理は意外と単純な場合が多いものだ。
ここに載せた写真のうち、上は入口まで行って、けっきょく入れなかった今回のミハイロフスキー劇場で、下のほうは2年前の写真。

それでミハイロの料金や空席を調べてみた。
空席はあったし、料金もわかった。
しかしこのチケットを旅行会社に依頼すると、超ルーブル安のはずなのにえらい高いことをいう。
向こうに着いてから自分で買ったほうが安いんじゃないかと、あらかじめ予約することはしなかった。
ところが出発前夜にもういちど調べてみたら、もう高価な席がぽつぽつ残っているだけで、あとはすべて売り切れになっていた。
高価な席というのは 「ドレス・サークル」 や 「ストール・サークル」 となっていて、よくわからないけど、フォーマルな服装でないと入れてくれない席かもしれない。

007b

ロシアの格式ある劇場というのは、6段くらいの客席にかこまれたクラシックな造りになっている。
2年前のときわたしは(料金が)下から5番目あたりの席だったから、服装についてとやかくいわれなかった。
今回、うっかり高価な席なんか買って、ジーンズにトレッキングシューズってのはダメですなんていわれた日には目も当てられない。

サンクトペテルブルクに到着してから、劇場のまわりを未練たらしくうろうろしてみたけど、けっきょくあきらめた。
冬のウィークエンド、ロシア人にとって劇やバレエの鑑賞はやっぱり最高のヒマつぶしにちがいない。
ミハイロが売り切れならマリンスキーも似たようなものだろう。
彼らに伍してチケットを買おうと思ったら、やっぱり日本にいるときに手配しておかないと間に合わないようだ。

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