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2015年3月25日 (水)

シンガポール

シンガポールの初代大統領であったリー・クアンユーさんが亡くなった。
旅行好きのわたしであるけど、発展した観光立国に興味がなくて、知名度の割にはこの国にたいした知識もなかった。
ささやかな知識としては、クアンユーさんと中国の鄧小平さん、台湾の李登輝さんはみんな客家の出で、彼らがそれぞれの国の最高実力者であった時代は、きっとウラじゃなあなあの関係なんだろうなって思ったこと。
クアンユーさんが開発独裁の絶対的な信奉者で、民主化を追い求めるミャンマーのアウンサンスーチーさんに批判的であったことくらい。

いい機会だからウィキペディアで調べてみた。
調べているうち、太平洋戦争当時のことになるのは無理からぬことであり、シンガポールを攻略した山下奉文大将のことになってしまうのも無理からぬことである。

山下大将も靖国神社に祀られているそうである。
戦犯を祀るのはケシカランという人もいるけど、どっこい、山下サンの経歴からは、戦犯の大半はそれなり日本のために奉仕して死んだ人たちじゃないかという気持ちもわいてくる。
これもまた、ものごとを一括で処理できない好例のひとつ。

山下大将にまつわる人物として、辻政信なんて人が出てきた。
戦争中は戦犯扱いされて不思議ではなかった人らしいけど、終戦後に地下に潜伏し、かっての同僚たちが処刑され、戦争裁判がかたづいたころ、のこのこと姿をあらわして、のちに日本の政治家にまで成り上がった人である。
要領のいい人はいつの時代にもいたんだなあって思ってしまう。
そんな波乱万丈を絵に描いたような人が、最後はラオスで失跡、行方不明のまま死亡届けというから、これは戦争中に敵対した人たちによって、ナチスのアイヒマンのように逮捕、処刑されたんだろうと想像したけど、そうじゃないみたいだ。

山下奉文大将については “マレーの虎” という呼称が出てきて、これは “マライのハリマオ” とは別人であるなんて記述もある。
ハリマオという言葉になつかしい響きを感じたので、調べてみたら、これはわたしが幼少のみぎりに読んだ石森章太郎のマンガの主人公で、モデルは実在の人物だった。
このマンガはテレビ・シリーズにもなったそうだけど、見た記憶がないのは、当時のわが家にはまだテレビがなかったのかも。

こうやってクロス・リファレンスで、つぎつぎと関連項目を調べていくと、時間の立つのはものすごく早い。
今日も2時間ばかり、金儲けでもに使えばもうすこし有効に使えたはずの時間をロスった。

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