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2015年4月28日 (火)

食天国

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YouTube を見てまわっていたら、ロシア人の女の子が日本を紹介する映像が、これはシリーズになっているらしいけど、たくさん見つかった。
アシヤちゃんというかわいい娘 (写真) が、ラーメンやオデンやおせち料理などを食べて、旨いだの、美味しいなどと (まずいとはめったにいわない) いろいろコメントするのである。
こういうものを見ていると、いつのまにか視線が外からのものになって、部屋にいながら国際人になったような気がしてくる。

最近円安で日本にやってくる外国人が多いせいか、日本の文化が見直される機会も多いみたいだ。
今年の2月にロシアで乗った新幹線でも、車内で日本を紹介するビデオを流していた。
あれは誰が見ていたのか、いまでもよくわからないけど、とにかく日本は世界の注目のマトなのだ。

考えてみればそうだよなあ。
わたしが外国人なら、ウォシュレットのある最先端の快適な環境と、中国や韓国とも異なる歴史的なものがミックスされた、このまか不思議な国 (パリやローマもミックスされているけど、欧米人にとってはそれほど目新しい景色じゃない) をぜひ訪問したくなるに決まっている。

中国の歴史を勉強していると、よくあの国の特殊性にふれた文章に出会うことがある。
長い歴史の中で、中国は周辺のさまざまな民族に、何度も侵略されてきたけど、いつでも、やがては侵略者のほうが中国に同化されてしまっていた。
だから中国はあらゆる文明を飲み込み、いっしょくたにしてしまう巨大なるつぼであるというものだ。

だとすれば日本はどうなのか。
ここでは食にかぎるけど、これほど異国の (食) 文化を無節制に吸収し、徹底した職人わざで、もともとの (食) 文化をしのいでしまう国があるだろうか。
早い話が、わたしがヨーロッパあたりの食い道楽だとして、世界中のさまざまな味覚をまとめて体験できる国を探していたとする。
そうなると目的地は日本以外にあり得ない。
食は広州にありの中国だって、種類の豊富さ、洗練の度合いで、とてもとても日本にはかなわない。
スシ、サシミから始まって、テンプラ、スキヤキ、シャブシャブ、オデン、ウナギ、ヤキトリ、和牛のビーフ、チャワンムシ、◯◯ナベ、◯◯ドンブリ、ソバ、ウドン、ラーメン、トンカツ、お茶漬け、カレーライス、スパゲティ、ギョーザ、ニホン酒、ショウチュウ、ワインにウイスキー、ナットウ、トウフ、オシンコまで、ピンからキリまでの長い一覧表をながめると、世界の女の子、そして健啖家の男にとっても、日本という国は電飾看板や赤提灯が目もあやな、夢とあこがれの国ってことになるだろう。
好奇心旺盛なわたしは、外国人として日本を体験できないことを、すごく残念に思ってしまう。

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