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2015年4月23日 (木)

今朝の新聞

615

最近のウチの新聞はつっこみどころが少なくなったけど、今日の朝刊なんかまだまだ自虐史観健在なりを思わせる。
まず1面から2面にかけて、昨日のバンドン会議における日中会談について書き、それはまあいいんだけど、この中で 「村山談話」 に触れなかったと余計なひとこと。
中国のほうではいろんな事情があって、今回はいつもの調子を抑えた雰囲気があるのに、ウチの新聞のほうでわざわざそれをつけ加えるのである。

社説でも、バンドン会議の安倍クンの演説が、村山談話を引き継いでないのがケシカランと書いている。
この点について、ウチの新聞のこだわりは強く、村山談話の文言をなにがなんでも踏襲しないと、日本の首相としては失格になるらしい。
安倍クンの演説について、例のごとく韓国が遺憾を表明したそうである。
遺憾を表明したのは韓国だけで、東南アジアのほかの国はぜんぜん気にしてなかったそうだ。
ウチの新聞としてはほかの国にも表明してほしかったのだろうけど、なかなかおもわく通りにはいかない。

ヤケになって、今度はカーネギー平和財団の研究員なる人をかつぎだし、もうすぐ行われる米議会での安倍クンの演説について、自分たちに都合のいいことをいってもらおうとしているけど、この研究員も、過去の過ちなんぞはどうでもいいような意見である。
彼もいちおうは、「戦争の責任について明確な認識がされることを期待している」 といってるけど、いくらなんでも安倍クンが、「我々は悪くなかった」 「ほかの国々もやっていた」 なんていうはずがないから、これが発言の主旨でないことは明白だ。

総合面に韓国大使の意見も載っている。
こちらはあいかわらず、「侵略、植民地支配、反省という言葉がないものは認めません」 との発言だけど、韓国の言い分は、国際的にすでに特殊なものになっていることに気がついてないようだ。

つまり、特段の事情のある特定の国をのぞけば、先の大戦はとっくに歴史のひとコマになっちゃっていて、大半の人々はもうそんなものを気にしてないのである。
世界はどんどん変化し、人々の考えも改まっているというのに、ああそれなのに、頑固なウチの新聞だけは、70年も前の歴史認識にこだわり続けるのである。
内容にとらわれず、よくできたジョークのつもりで読んでいるぶんには、ウチの新聞はあいかわらずおもしろい新聞なんだけどねえ。

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