ウォシュレット
今日からうちのトイレもウォシュレットになった。
いまどきこれを知らない人はいないと思うけど、つまり白動的にお湯が出て、お尻を洗ってくれるトイレ。
これまでのトイレだって便座カバーをつけていたから、冬でもべつに冷たいというわけでもなかったし、男のわたし、個人的にはこんなもの必要なかったんだけど、どうやら階下のロシア人の奥さんが、ビデというものを切実に欲していて、自費でもつけたいといったところ、そんならいっそのこと全部の部屋につけてしまえと、アパートの大家さんも出費が大変だ。
もっとも、普及して値段もこなれてきたから、現在は2万円も出せば装置の一式が買えるし、水の配管と便座の部分を交換するだけだから、取り付けは素人でもできる(わたしの知り合いで自分でやった人がいた)。
※御不浄なものだから、写真はソフトフォーカスつき。
便所がウオシュレットになったからどうだというわけでもない。
デパートや図書館でもう何度も使ったことがあるし、いまさらうれしいと騒ぐほどのものでもないしねえ。
でも、日本に来る中国人にもこれを買って帰る人が多いそうだ。
食べものやマンガはともかく、こうした文化面でも最近は日本という国の株がどんどん上がっているような気がする。
こんな豊かで快適な国の、もっとも平和な時代に生きられたなんて、ウオシュレットひとつで、自分が日本に生まれたことの幸運を神がかり的とまで考えてしまいます。
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