カメラ・テスト
新しいカメラ(キャノン)のテストをしている。
といってもカメラ・レビューをしようというわけじゃないし、もともとわたしはかなりいいかげんなところがあるので、この結果をまともに受け取られても困るんだけど。
カメラのテストというと、露出やピントがどうのこうのと騒ぐ人がいる。
キャノンといっただけで、盲目的に信頼し、さすがと賞賛する人もいるかもしれない。
しかしこのブログに載せた過去の写真と、ここに載せた新しいカメラで撮った写真を比較して、どっちがいいかわかる人なんかゼッタイにいないはず。
いたとしたら、それはウソである。
わたしは写真をブログに載せるとき、かならずパソコンで露出の調整やトリミングをするし、データ量を節約するために圧縮もしてしまうから、掲載写真が撮ったまんまのオリジナルと思われちゃ困るのだ。
むかしなら暗室でやった作業を、現在はパソコンでかんたんにらできる時代なのだから、そういう利点をおおいに活用しない人は、やはりあまり頭がいい人ではない(と思う)。
つまり、最初から芸術写真には目もくれず、ネットに載せればお役御免という写真のつもりなので、深くこだわっちゃいないのである。
そういうわけで、わたしのテストというのは、自分がよく使う機能をマスターするのが目的だ。
たとえば可愛い女の子の写真を撮るとき(そういう機会はあまりないんだけど)、背景をきれいにぼかさなければならない。
そのときになってオタオタしないように、手動ですばやく露出を変える方法をおぼえておかなければならない。
スポーツ写真を撮る機会もあまりないんだけど、わたしの場合、逆にシャッタースピードを遅くして、故意のピンボケ写真を撮ることのほうが多いかもしれない。
やはりシャッタースピードを変える方法もマスターしておかなくちゃ。
絞りとシャッタースピードはカメラの基本だけど、それがいつでも簡単に、自分の裁量でできるかどうかが、わたしにとっていいカメラかどうかの判断基準なのである。
とりあえずこういう基本をおさえておこう。
と思って出かけたのに、新しいカメラって、バッテリーの持ちがぜんぜん悪いのね。
これまで使っていたオリンパスのタフ(コンパクトデジカメ)に比べると、1/2ぐらいの感じで、最初のテストは途中で切り上げざるを得なかった。
そもそもわたしは街を歩くとき、カメラの電源を入れっぱなしにしておいて、目についたものをばしゃばしゃ撮るタイプ。
あわてて予備のバッテリーを注文した。
こういうとき悩むのは、カメラのバッテリーってのは高価であること。
競争の激しいカメラ本体は安くしておいて、ほかに選択肢のないバッテリーで儲けようというメーカーの気持ちはわかるけど、貧乏人にはツライ。
そこで遺憾ながら、予備のバッテリーは純正品じゃないものにした。
安もの買いはロクな結果にならないことを、わたしは経験から学んでいるので、いちおうネット通販の口コミを調べてみたら、安ものでもけっこう使えますなんて情報が多かった。
疑い深いわたしはヤラセ情報を疑ったけど、まだボロが出るほど使ってないから点数はつけられない。
とりあえずテスト写真を何枚か。
パンフォーカスあり、露出調整やトリミングをすませたものあり、マクロ写真ありだけど、すべて新しいカメラで撮ったもの。
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