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2015年5月22日 (金)

イルカ

イルカを殺すんじゃねえという主張が、イルカを飼ってもいけねえに変わってきた。
世界動物園水族館協会(WAZA)の言い分である。
ウシやウマやイヌだってイルカなみの知性はあるだろうに、そっちのほうは食べても、飼ってもかまわないらしい。
わたしだって動物を可愛がることにおいては西洋人にひけはとらないつもりだけど、飼ってしつけるのもイケナイなんていわれると、ダブルスタンダードでしょといいたくなる。
動物を食べたあとは、かならず命をいただきましたって感謝の碑を建てるのが日本人で、家畜は人間に奉仕するために存在するなんて、聖書まで引っ張り出して当然顔をするのがあちらさんだ。
あちらに牛魂碑、鯨魂碑なんてものがあんのか、え。

これはどうやら動物愛護の精神から生じた意見じゃなく、慰安婦や戦後の反省を求める現在のどこかの国とおなじ種類のものらしい。
他国の事情なんか一顧だにせず、まともに討論すると負けるに決まっているから、一方的にスローガンをがなり立てるだけ。
なんでそんなにイルカにこだわるのか。

つらつらかんがえると、イルカのあのつらがまえが同情ポイントを稼いでいるんだな。
イルカってのは目が点で、口もとが上に湾曲していて、これはマンガを描く場合、ノーテンキで平和な顔のお決まりパターンだ。
イルカが口をへの字に曲げて、不平不満でいっぱい顔をした動物なら、もうすこし日本に対する非難の矛先はゆるやかだったのではないか。
もっともそういうご面相で、やっぱりイルカが水族館の人気者であったかどうかは定かじゃないけど。

水族館で見ると、ジャンプをしたり、人間を乗せて泳いだり、イルカもとっても楽しそう。
野生にあっては食べものは自分で探さなければならず、いつ天敵に生きたままかじられるかわからないのだから、彼らにとっても水族館のほうが天国みたいに思えるけどねえ。
イルカが海に何頭いるか(シャレじゃない)知らないけど、そのうちのほんの数パーセントが、水族館で自分たちを人間の子供に紹介する役割を担っても、なにが問題だってぇのか。

ウマに鞭をくれるのはいいが、イルカに芸をしこむのはイカンなんて、こういうあちらさんのダブルスタンダードに抗議して、それでもラチが明かないから、えい、面倒だって銃を持ち出したのがテロ集団で、うじうじとどこまでもおとなしいのが日本人だ。
ああ、やっとイスラム国の心境がすこしだけわかってきたような気が・・・・・・

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