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2015年6月19日 (金)

疑いだすと

わたしぐらい疑い深い人間はいないかもしれない。
どうせヤラセだろうと、民放のテレビ番組というのは原則として信用しない。
これは報道番組でもいっしょ。

YouTube に民放の番組のお下がりみたいな映像があって、金慶珠さんという韓国女性がなにやらまくしたてていた。
彼女は日本のどこかの大学の准教授で、けっこう有名な人らしいけど、わたしの観た範囲ではNHKにあまり出てこないから、どういう人なのかよく知らなかった。
YouTube の映像を観ると、嫌韓ブームのかたき役を一手に引き受けているような人らしい。
つまり韓国の立場を擁護する彼女が、テレビの中で討論相手にこてんこてんにやっつけられる。
それを観て視聴者が胸をスカッとさせる、そういう役柄のタレントさんなんじゃないか。

そう考えると、韓国生まれで、日本語も堪能で、才色兼備というのは得がたいキャラだし、彼女自身もそういう役割をよく理解して、テレビ局の期待に応えているように思えてしまう。
あらかじめ脚本があって、今日はこんなことを主張して(できるだけ早口でむきになって)、最後はこんな具合にボコボコにされて下さいなんて打ち合わせているんじゃないか。
そうでなければ彼女がいまでもにこやかにほほ笑んで、テレビにひんぱんに出て、日本の大学で准教授をしている理由がわからない。
そんな番組を観てよろこんでいる嫌韓者の気持ちもわからない。

わたしも韓国にはいいかげんにしてくれって立場だけど、嫌韓ブームなんぞに乗っかる気はないから、彼女を観ると、おっ、きれいな人じゃんてすなおに感心してしまう。
そういう美女がいじめられているのを観ると、つい快感を感じてしまうから、テレビ局の思うツボだ。

こうやって疑いだすとキリがない。
ウチの新聞が性懲りもなく慰安婦を持ち出すのも、これは社としての信念ではなく、営業政策なんだろうなあって思ってしまう。
そう考えないと、さまざまな意見が乱立する問題について、頭のいい人がたくさんいるはずの朝日新聞で、ああも簡単に一方的な見方ができる理由がわからない。

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