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2015年6月11日 (木)

RUR

大谷崎の作品がネットの「青空文庫」に載らないかと、たまに注意してるんだけど、掲載作業中の作家欄に名前があるからもう遠くない将来のようだ。
谷崎潤一郎の亡くなったのはちょうど50年前の7月30日なので、来月の30日を過ぎるとどばーっという具合になるのだろう。

昨夜は彼の作品を探して、その下のほうに名前のあったカレル・チャペックに気がつき、ついそのまま「RUR」を読破してしまった。
「RUR」は、世界ではじめて “ロボット” という言葉を使った小説(戯曲)である。
SF小説にとってこれほど重要な言葉を創作した作品であるのに、戯曲だから読みにくいということで、これまでずっと敬遠していて、彼の作品では、紙の媒体の「山椒魚戦争」と「園芸家12カ月」を読んだだけである。
この両作品、ことに「園芸家」のほうは、ぜひ青空文庫に載せてほしい、イラストもそのままにという作品なのに、目下のところ、そのための作業もしてないようだ。
タダで読めるんだから文句をいうわけにもいかず、苦慮しているぞ、オイ。

「RUR」は人間が作った機械が人間を押しつぶすという、書かれた当時としては斬新で、100年後の現代においても十分に通じるテーマの作品であるけれど、それだけじゃないとあと書きにいろいろ書かれている。
難しいことを言い出すときりがないので、わたしのブログではそのあたりを省略。

青空文庫から YouTube に飛ぶと、RURの舞台をとらえた映像も見つかる。
100年前にはまだビデオがなかったから、現代劇に翻訳された最近の舞台のようだけど、外国語なのでなにをいってるかサッパリ。
しかし戯曲を読んだばかりだから、なんとなくここがあの場面かということはわかる。
出演者が机に向かってみんなしかめっつらをしていたから、深遠な哲学的内容を持った劇のようである。

こんなことばかりしていて、昨夜も、金儲けにでも使えばもっと有効に使えたはずの時間を浪費した。
こういう人生って無駄だろうかと、わたしも哲学的に悩んでしまう。

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