今朝の新聞
今朝の新聞に「エース、戦犯で絞首台」という、わりあい大きな記事。
毎年甲子園が近づくと、自社が関わる高校野球を応援するために、どっかから甲子園にまつわる話を探してくるのは朝日の常套手段。
そんなことはどうでもいいけど、この記事を読んで思ったこと。
記事は、戦前の高校野球でヒーローだった男性が、戦犯容疑をかけられ、有罪となって処刑されたというもの。
彼の容疑の事実関係については、70年後のわたしたちに確かめるすべはないし、甲子園をひかえた朝日の事情からすれば、これを美化するのは当然といえるから、なんとも判断がつけにくい(わたしも疑り深い男だ)。
ただ記事にもあったけど、戦争裁判が公平なものでなかっただろうということだけは、この記事を読んだ誰しもが感じるんじゃなかろうか。
記事を要約すると、アノ朝日も戦争裁判に疑問を感じており、裁判で処刑された戦犯を擁護する立場をとり、そのへんから転じて、米国から押し付けられた憲法に疑問を呈し始めたのかなと思ってしまう(わたしも深読みが好きな男だ)。
すぐとなりの紙面には、安全保障関連法案について、もちろん朝日新聞のこれまでの主張どおりの記事。
なにがなんだかわからないけど、朝日新聞もいよいよ日本国憲法は改正すべきという意見に軸足を移し始めたのか、いやいや、やっぱりそれはイケマセンという方針なのか、スタンスをはっきりさせてほしいねえ、うん。
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