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2015年8月22日 (土)

近未来SF

N01

北朝鮮のぼんぼんが大見得を切った。
48時間以内に放送をやめろ、さもなければ攻撃する。
あの国でこの発言は重い。
親分がいちど口に出したら、実行しないわけにはいかないからだ。
弁解も忠言もすべて口答えと解釈されて、粛清の対象になるお国柄だ。

落ち目のパクちゃん (韓国大統領) にとって起死回生のチャンス。
ここで引いたら男が、いや、女だけど、すたる。
売り言葉に買い言葉だ。
やれるもんならやってみろ。
こうなるとぼんぼんも後にひけない。
実力の差は歴然としているにもかかわらず、兵隊たちもやる気がないのにかかわらず、朝鮮半島でドンパチの始まりだ。

添付した写真はネットで見つけた、一見強そうな北朝鮮軍。

ぼんぼんの期待もむなしく、古代の牧野の戦いの再現で、たちまち韓国軍は平壌まで怒涛のごとく進撃だ。
むかしならここで中国軍の参戦だけど、最近の中国は株の人為的操作、あるいは天津爆発のもみ消しに必死だし、いまさら北朝鮮の存在になんのメリットもない。
たかられっぱなしの北朝鮮より、韓国との貿易のほうがずっと重要だ。
経済制裁をくらってるロシアだって、これ以上揉め事に関わりたくない。
ぼんぼんはようやく自分が裸の王様であることに気がついた。

しかし、ここでやっぱり中国のお出ましだ。
韓国軍の背後にはアメリカがいる。
おもてには出て来ないけど、アメリカの傀儡みたいな韓国に北朝鮮を占領されたのでは、アジアの新興大国である自分とこの沽券にかかわる。
でもまあ、いまどき大国同士の本格的な戦争ってわけにもいかないし。

そこで中国はひそかに米国と通じて、謀略を練る。
どうだろう、アタシんところに正男 (正恩クンの兄貴) という隠し玉がある。
ここはひとつ、北朝鮮内部のクーデターでぼんぼんを追い落とし、正男クンをあとがまに据える。
彼は弟ほど残忍ではないし、ディズニーランドが好きな親日家だ。
そのうち韓国と手打ちをして、平和裏に半島統一を成し遂げるんじゃないか。
これなら米国も中国もおたがいにメンツが立つ。

なるほどと、これ以上世界から反感を持たれたくないアメリカも、中国の狡猾なアイディアに感心をする。
緊張関係をアジアにひとつくらい残したいという勢力もいるらしいけど、大統領が民主党出身であるかぎりは、アメリカも反対はすまい。
頭ごしに勝手なことを決められて、不満なのはぼんぼんだけかもしれないけど、そのころには彼はとっくにカダフィの二の舞になっているのではないか。
メデタシ、メデタシ。

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