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2015年8月 5日 (水)

尾瀬に寄す

626a

こないだ彫刻家のカトー君のコンサートに行き、そこで聴いた 「尾瀬に寄す」 という歌について書いたら、さっそく彼から歌詞の全文が送られてきた。
わたしのブログのネタにでもなればという配慮らしいけど、わたしのブログって、読者が多いときでも200か300だかんね。
世間に広報するには力不足で、あまり頼りにされても困るんだけど。

歌の歌詞というものは、勝手に転載するとそっち方面の協会から文句をいわれる。
そのへんがちと気になっていたけど、しかし個人のオリジナルで、その個人がいいというならゴタゴタいわれるすじはない。

626b

送られてきた全文を読むかぎり、カトー・ファミリーの自作曲らしいので、安心してブログに転載してしまう。
ただしかなり長い歌詞なので、ハイライトというべき尾瀬の花の名前や地名がずらずら出てくる後半部分を紹介すると

もしも君が 本当に 尾瀬を愛しているのなら
夏が来てもこのままそっと
思い出だけを楽しみましょう

君の子供が大きくなって 尾瀬へ連れてってとねだったら
君は アルバムの写真を見せながら
やさしい声で 語ってやりましょう

誰もがいちどは行くところ
青春の白いノートに カラー写真を押し花代わりに

長蔵小屋 尾瀬沼 ひうち 至仏 三条の滝 浮島 アヤメ平
ニッコウキスゲ 水芭蕉 ごぜん橘 薄雪草 綿すげ 姫石楠花
ヨッピ川 シラカンバ 水辺を彩るリュウキンカ
明日は三平峠 明日は三平峠

626c

この曲は YouTube にも上がっているので、楽しい曲であることは、それを聴いてもらえばわかる。
ただし正直にいわせてもらうと、耳のわるいわたしは、曲のテンポやリズムに感心したものの、歌詞については、「綿すげ」 や 「リュウキンカ」 という花の名前をなんとか聴きとっただけだった。
念のため友人も聴かせてみたら、彼はちゃんと聴きとれたという。
わたしの難聴も困ったもんだけど、これも若いころロックをものすごい音量で聴きまくったせいかもしれない。
音楽好きが嵩じて、音楽を聴くための道具をパアにしたとしたら、泣くに泣けない悲劇だな。

626d

はるかな尾瀬は遠い空、わたしも尾瀬を愛する者のひとりだから、そこに咲く花の名前だけでもするどく反応してしまうのだ。
わたしの撮った尾瀬の写真を4枚ばかり。

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