塩辛をつくる
今月は、なぜか土曜日になるとブログの更新がないね。
そりゃ土曜日は呑みに行ったり、遊びに行ったり、いろいろ忙しいって事情はありますんですが、これじゃいけない。
なんか話題をってことで、そうさな、先日塩辛 (=シオカラ) を作った話でも書くか。
わたしはときどき美味しいものを自分で作ってみたくなるんだけど、たとえばマーボトーフはもうプロに負けないものを作れるようになった (丸美屋の麻婆豆腐の素があるから)。
今度は塩辛ってわけである。
ほんとうは、いまごろ塩辛かいといわれそうで恥ずかしいんだけどね。
釣りをする人というのはたいてい魚を自分でさばくことができる。
塩辛だって同じことで、イカ釣りをしたことのある人なら、たいてい自家製の塩辛を作ったことがあるだろう。
釣りをやらないわたしが無理に自家製にこだわる必要はないんだけど、塩分控えめを医者から強要されているわたしには、どうも市販されている塩辛は辛すぎるのである。
先日デパートに行ったら、まだ産地から直送されたばかりみたいな凍りついたイカを売っていた。
で、なんか運命の出会いみたいなものを感じて、2杯ばかり買ってきてしまった。
じっさいにやってみると、ぐちゃぐちゃと扱いにくい点はあるものの、こんなに簡単な調理はないくらい。
もちろん塩分の調整も自由自在だ。
味付けのために入れる日本酒の量を多めになんてことも自由である。
材料費を惜しまないわたしの手作りだから、イカのいちばん贅沢な部分ばかりを使う (残った部分はバター炒めにして食べた)。
このへんまではレシピ通りだけど、なにごとも教本通りというのがキライなわたしのことだから、どこか人と違った塩辛を作れないかと考える。
イカの胴体をまっぷたつにして内臓をとり出すとき、墨の袋があるのに気がつく。
これを有効活用はできないだろうか。
イカの墨を使ったまっ黒なパスタがあるくらいだから、まっ黒な塩辛があってもいいのではないか。
と思ったけど、今回は初めてだからやめておいた。
あとで調べたらじっさいにそういう塩辛もあるようだから、そのうちやってみよう。
できあがった塩辛でイッパイやる。
うまいかまずいか判断つきかねるけど、土曜の晩のささやかな贅沢といっていいみたいヨ。
やみつきになりそう。
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