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2015年9月 9日 (水)

遠きにありて思うもの

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最近ぜんぜん情報を聞かなかったイラストレーターの宇野亜喜良さん。
今日の夕刊にひさしぶりに音信が。

いまどきの若いモンはこの人のことを知らないかもしれないから、説明しておくと、団塊の世代が青少年だったころ、漫画家やデザイナーをこころざす若者から、ほとんど神格化されるくらいの人気を博していたイラストレーターであるといったらいいか。
漫画家をこころざしていたわたしも、当然すぎるくらい影響を受けた。
どんな画風かは、グーグルでこの人を検索すればいくらでも作品が見つかるけど、わたしにはパルコのポスターや、寺山修司とのコラボレーションが印象に残っている。

これとはべつに、わたしが東京で夢と迷いの青春を踏み出したころ、「初恋・地獄篇」 というアングラ映画があった。
あ、アングラというのは “アンダーグラウンド” の略だかんね、念のため。

いま見るとどこがアンダーグラウンドだいと思われるかもしれない映画だけど、当時はこれでも斬新な作品だったのだ (興味のある人は YouTube あたりを探してみるといいかも)。
この映画のポスターを描いたのが亜喜良さんで、映画の魅力の半分以上はこの人の功績といっていいくらい。

今日の夕刊から 「初恋・地獄篇」 に誘引され、同時にわたし自身のなつかしい体験や、当時つきあっていたカノジョのことを思い出した。
そのころからわたしは貧乏人だったから、冬の寒い夜に、カノジョと2人で屋台のラーメンをすするような、これってまるっきり 「初恋・地獄篇」 のまんまじゃないか。
すぐにラブホに行くほど、そのころの若者はすれてなかったんだよ、え、お若いの。

添付した写真は、わたしにとってのナナミ (地獄篇の中のヒロイン) だった少女で、いまはとっくに孫もいるおばあさんになっちゃってるはず。

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