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2015年10月 4日 (日)

バカ話

今朝の新聞を見てビックリ。
GLOBEの1面全部を使って 「人工頭脳」 という大きな見出し。
しかも 「2045年、AIは人類を滅ぼす」 とか 「人類最悪にして最後の発明」 なんてサブ見出しつきだ。

これはじつはS・ホーキング博士の本の宣伝文句だけど、ゼッタイに起こりえない脅威といえなくもないからコワイ。

本のことはさておいて、コンピューターがどんどん賢くなって、やがて人類を滅ぼすという事態が、現実に進行中だとしよう。
いまや世界のあらゆる場所にパソコンがあり (わたしの知っているかぎりボルネオのカリマンタンや、中国の新疆ウイグル自治区にもあった)、それがネットで網の目のようにつながっていて (先日なんかアメリカのアダルトサイトからわたしに勧誘があったくらい)、わたしたちが日々蓄える知識がすべてそのままコンピューターに直結しているとしたら、AI (人工頭脳) が人類の頭脳を凌駕するのは時間の問題だけのような気がする。

でも、それが早くて2045年だとしても、わたしはとてもそれまで生きられないから心配はしていない。
滅ぼされる子孫たちには気のドクだけど、そういうわけで、いささか無責任な発言を。

AIが人間を凌駕するためには、さらなる知識の吸収が必要だ。
そのために彼 (AI) が必要としているのは、知識を供給してくれる人間である。
べつに科学者でなくってもいい。
株式仲買人、酒屋の旦那、パチンコの達人、使い込みをする信用金庫の職員、女をくどくイロ男、破廉恥なJK、手打ちソバを練るおじさん、椎間板ヘルニアで手術を受けたおばさん (わたしの知り合いだ) などなど。
ありとあらゆる知識の中には、人間の感覚やこころの動きも含まれるから、一見つまらなそうなものに見えても、すこしでもパソコンやスマホを使うかぎり、こういう人間もAIには必要なのだ。

知識を吸収したあとはもう用はない。
AIは機械的非情さで用済みの人間をまっ殺する。
顔がいいとか、ボディが魅力的だとか、運動に秀でているなんてのは、命乞いの理由にはならない。
そういう連中はまっ先に削除され、最後まで残るのは詩人や音楽家や画家たち (マンガ家も含む) だ。
なんとなれば、AIにとっていちばんニガ手なもの、数値に換算しにくいものがこの分野だからだ。

そういうことだから、最後まで生き残るのは、アンタみたいな、チンクシャで、早漏で、金がなくて、モテなくて、部屋でひねもすくすぶっている人かもしれない。
そういう人の励みになるようエールを送って、バカ話の終わりだ。

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