また新聞
また新聞を読む。
なにしろ毎日来るんだから仕方がない。
オピニオン面の下のほうで社会部の記者という人が、小渕優子もと経産相について、彼女が不明朗な会計処理の調査打ち切りを宣言したのがケシカランと書いている。
経産相を辞任するとき、説明責任を果たすと約束し、直後の衆院選挙で群馬の有権者は、それを信じて11万あまりの票を投じたのにという。
バカいってんじゃない。
何年記者をやってんだ。
群馬の有権者がそんな言葉を信じて投票すると思ってんのか。
わたしもあのへんの出身だから知っているけど、有権者が投票する根拠は、なんといっても義理と人情だ。
親の代から世話になったというしがらみと、おらが国からまた総理という偏屈な郷土意識に決まっている。
かてて加えてあの美貌。
これでは支持するなというほうが無理だ。
だいたい不明朗な会計処理だなんて、政治家がいちいち自分とこの収支報告にまで目を通していられるか。
安倍クンだってそんなものは担当の秘書にぜんぶおまかせに違いないし、政治家というものはほかにやらなけりゃいけないことがゴマンとある。
担当の秘書が余計な忠義を尽くしていたとしても、政治家本人にわかりっこないのである。
バレたら秘書が切腹して終わり。
これが群馬の、そして日本の政治の伝統だ。
この社会部の記者っていう人の顔っつらを見るとまだ若そう。
安易な正義感をふりまわすようじゃ、キミはまだ未熟だ。
もうちっと勉強してから記事を書くように。
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