

やまとは国のまほろばとうたったのは、西征、東征に疲れて死んだヤマトタケルノミコト。
古事記の世界の人たちが、土偶じゃなく、ちゃんとこころを持った人間であることがわかる。
この季節になるとわたしも似たような心境。
危険を伴うような冬山登山をしたわけじゃないけれど、雪山の思い出は、そのかけがえのない美しさでまほろばのようにわたしの胸にせまる。
でも、もう無理だよな。
アイゼンもスパッツも散逸したし、足はなえてきちゃったし、四輪駆動車も持ってないもんね。
先日の雪で、奥多摩の山もまっ白。
こうなりゃ魂魄に頼ってひとっ飛びするか。
写真は2000年2月の八ヶ岳・黒百合ヒュッテあたり。
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