マイナス金利政策
なにがニガ手かといって、経済の問題くらい不得意なものはない。
朝夕の新聞をとっているくせに、ぜんぜん読んだことのないのが株式欄だ。
そのぶん新聞代を割り引いてほしいと思うくらいだ。
そういうわたしだから、日銀がマイナス金利政策なんていっても、なにも書くことがない。
これがいいことなのか悪いことなのか、さっぱりわからない。
でもウチの新聞は明瞭だ。
政府や役所がやることは、結果が出るまえからもう全部イケナイをつらぬいているのだ。
でもねえ。
なにひとつ対案を出さずに、冷やかしやいちゃもんをつけるだけってのはどうなのか。
マイナス金利政策について、わたしには是非の判断ができないけど、それでも日本の政治家や役人が、この世界同時の経済不安に対して、なんとかしようと頭をひねっていることぐらいはわかる。
ほかに打つべき手がないんだろうということもわかる。
こういうときに、冷やかしやいちゃもんだけというのは、程度の低い人間がよくやることだ。
いくらリベラルのつもりか知らんけど、こんな書き方を続けていると、ホント、赤旗みたいに世間の不満分子をすくい上げるだけの新聞になってしまう。
世間に不満分子はいることはいるけど、平和な時代においてはつねにほんの少数派だから、支持者(この場合は読者)がかぎられるということになってしまわないか。
と、ウチの新聞の将来を案じているんだけど、わたしみたいないじけた人間がいっても仕方がないね。
やはり温泉計画でもひねってるほうがいいかしらと、話はつねにそこへもどるのだ。
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