スター・ウォーズ
いちばん新しい 「スター・ウォーズ」 を観てきた。
ちょっとまえにNHKが制作ウラ話みたいな番組を放映して、CGやSFXファンのわたしも興味をもって観たということは、このブログにも書いたけど、じつはそんなものを観たおかげで、本編のほうはまったく観たくなくなってしまった。
でも知り合いがどうしても観たいというもので。
まあ、じっさいに団塊の世代が嬉しがって観るようなものじゃなかったし、まじめな顔をして批評や解説を述べる価値があるとも思えず、いちゃもん居士のわたしが難くせをつける気にもなれない映画だった。
映画の中に、まだ密輸業者をやっている (なにしろ第1作から数えて40年だ) ハリソン・フォードが出てきたけど、これに仲間のごろつきが、貸した金を返さねえかと迫る。
宇宙船の飛び交う未来のお話にしちゃあ、ずいぶんセコいじゃないかなんて文句をいわず、ここはすなおにアハハと笑っておいた。
第1作に登場したミレニアム・ファルコンや、H翼、X翼の戦闘機がつぎつぎに登場するのは、ファンにはうれしいことだろう。
でもこれだって、あれから40年だぞ。
米軍のF-35だって何世代も進化してるじゃん、なんてヤボも封印。
わたしは 「スター・ウォーズ」 シリーズの全部を観たわけじゃない。
そういう人間には、なにがどうなってるのかサッパリという場面もある。
悪役チームのほうにフォードとレイア姫のせがれというのが出てきたけど、せがれがいるということは主役とヒロインがどこかでまぐわったはずで、え、それっていつのエピソードなのさと、これは本気でいちゃもんをつけたくなった。
今回の映画から製作会社が変わり、お子さま重視のディズニーじゃ、イロっぽい場面がひとつもないからねえ。
ハリソン・フォードやキャリー・フィッシャーだけではなく、ラスト・クレジットをながめていたら、マーク・ハミルも出ていたことがわかった。
そんなのいたかというと、知り合いが、最後に出てきたヒゲのおっさんがそうでしょという。
ええっ、そうかとわたし。
ネットで公開されている 「中国嫁日記」 というマンガで、作者の中国人の奥さんが、最後に出てきたのアレ誰ですかと旦那に質問して、そんなことも知らずに観ていたのかとあきれられていたけど、わたしもあまり変わらないや。
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