シルヴィ・ギエム
なんかブログネタはないかと新聞を繰ってみたけど、与党も野党も朝日新聞も、どこかで聞いたような主張ばかりで新鮮味がない。
これは日本がいかに平和で、ノーテンキかの証拠で、歓迎されるべきことかもしれない。
もちろん、たとえば、わたしの知り合いにも、認知症の母親をかかえて悩んでいる人がいることを片時も忘れたわけじゃないけど、わたしにはどうすることもできないのだ。
で、べつの話題をひねくり出す。
昨日の新聞の広告にバレエ・ダンサー、シルヴィ・ギエムのことが大きく載っていた。
彼女は去年バレエ界から引退をして、引退興行は日本で行った。
ということは知っていた。
観に行きたいと思ったけど、彼女ほど有名なら、そのチケットはとてもわたしみたいな庶民に買えるはずがないと、またあきらめがいいというわたしの欠点を露呈して、とうとう見逃してしまった。
ちともの足りないけど、彼女を観たければ YouTube に映像がたくさん上がっている。
彼女の 「ボレロ」 は、わたしの iPodにも iPadにも入れてあるから、観ようと思えば、どこでもいつでも観られるのだ。
いや、すげえぜ、カッコいいぜ、ギエムってのは、と語り合える知り合いが身近にいないのは残念だ。
認知症の母親をかかえて、家から一歩も出られない知り合いも、こういうものを観て気をまぎらわせてほしいと思う。
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