政治活動をするキミへ
今朝の新聞の投書欄に、高校生の政治活動を届け出制にすることへの賛否意見が載っていた。
ある人はケシカランといい、ある人はそのくらいいいじゃないかという。
こういう世論をまっぷたつにする問題こそ、わたしのブログの得意とするところである。
だいたいいまどきの高校生が校則なんてものを遵守すると思ってんのか。
届け出制にするのはかまわない。
それを守るかどうかは、高校生の自主的判断にまかせる。
そのくらいの気構えがなかったら、政治活動なんかできっこない。
おとなしく校則を守っているような学生が、政治に口を出すのがそもそもの間違いだ。
校則を破って政治活動なんかしたら、それだけで学校はキミを退学にするだろうか、警察に引き渡すだろうか。
いちいち届けずに、たとえば共産党の活動に参加したり、保守党の応援をしたりして、これがこじれて裁判になったとする。
でも心配はいらない。
日本の司法はこのていどのことで、キミの人生を抹殺しようとは考えないだろう。
若い者はしようがねえなと、これが日本のおおらかな伝統だ。
いったいぜんたい、なんで校則を作ろうとするのか。
じつは、こういう規則があれば先生たちも安心だからだ。
なにか問題が起こっても、いやあ、あの学生が校則を無視したもんですから(つまり学校には責任がないんです)と主張できるわけだ。
届けをせずに政治活動をする校則破りの生徒諸君にいっておくけど、くれぐれも暴力沙汰やテロ行為に走るんじゃないぞ。
そんな問題を起こせば、そのときこそ校則を盾にとって、学校はキミを退学にでもなんにでもできるのだから。
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