戦争のつくりかた
新聞に「戦争のつくりかた」というアニメのことが出ていた。
これは憲法9条の保護を訴える7分半ほどのアニメで、YouTube にアップされているから誰でも見ることができる。
https://www.youtube.com/watch?v=cUGu73hnjdY
わたしも見てみた。
感心した。
わたしの信念からすると、内容に必ずしも感心するわけじゃないけど、その絵について。
わたしは日ごろから水でうすめたようなジブリの絵がきらいで、芸術を標榜するアニメなら、絵そのものも宮崎アニメから脱却した、個性的なものであってほしいと力説している。
「戦争の」 の絵はわたしが求めるものだ。
絵に一貫した統一性がないといわれるかもしれないけど、さまざまな画家たちの作品をコラージュしたみたいで、見ていて楽しい。
子供たちにテーマをわかりやすく訴えるアニメになっているけど、逆にいわせれば、子供たちに間違った考えを植えつけるアニメともいえる。
政府が国民を洗脳し、自由にモノをいわせないなんて、まるっきりまえの戦争のころのままの状況を設定しており、これでは未来に起こりうるかもしれない、私たちの知らない新しい危機に対処できるのだろうかと心配になってしまう。
こんなことを書いていたら、ああ、またお風呂のお湯がじゃあじゃあと溢れていた。
忙しいわたしに、いちゃもんをつけたくなる問題は山積みなのだ。
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