キューバ
オバマ君がキューバを訪問して、なんかゴタクをいってるな。
民主化や人権の改善を要求してるらしいけど、アンタにいわれたくないねと思ってしまうのはわたしだけかしら。
社会主義がなにがなんでもいけないという考えは、いいかげんにやめてもらいたいね。
いまやアメリカでさえ社会主義思想を持つ大統領候補があらわれる時代だ。
おりしもそのサンダースさんが圧倒的勝利だって(日本における海外在住者の予備選結果だけど)。
「ブエナビスタ・ソシアル・クラブ」や、「シッコ」なんて映画を観ても、平等で、みんなが支えあって生きていて、保険会社や製薬会社がぼったくりをしないキューバの社会制度にあこがれる米国人は少なくないのだ。
資本主義がベストという考えは、それが行きつくところまでいったアメリカが、自ら否定してみせたんではないかい。
カストロやゲバラが蜂起したキューバ革命から、現在までのあいだに半世紀以上の歳月が横たわる。
いまのアメリカはかってのアメリカじゃないから、国交を回復したからって、また強欲な米国資本がキューバを搾取することもないだろう。
そんなアメリカのよい点だけを吸収し、格差のない平等な社会を目指すとしたら、キューバの行き方は、人類の未来のためのひとつのモデルケースになるんじゃないかと、わたしは期待しているんだけどねえ。
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