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2016年3月27日 (日)

旅の道連れ

来月になったら富山湾のホタルイカを見物に行く予定。
相手は生きものだから都合よく出現してくれるかどうかわからないし、見られなかった場合、ほかにヒマつぶしを考えなくてはならない。
能登半島を一周してくる手もあるけど、だいぶくたびれそうだ。
それよりも寝ている時間の比率が、世間の標準よりだいぶ長いわたしにとって、宿屋でごろごろしているあいだのヒマつぶしが大切だ。
湯沢温泉で「雪国」を読んだように、読書はお手軽でいいヒマつぶしになるものだから、なんか能登のあたりを舞台にした小説はないだろうかと考えた。

過去に読んでみようと思ってまだ読んでなかった、高橋治という作家の「風の盆恋歌」という小説がある。
この小説は、富山市のすぐとなりの八尾市を舞台にしており、タイトルを聞いただけで幼いころの郷愁をさそわれるような気分になる。
でも、このブログの2009年9月3日にも書いたことがあるけど、わたしはこの作家も作品も、その時点までほとんどなにも知らなかった。
いい機会だからこれを読んでやろう。

そう考えて図書館で新潮社版の文庫を借りてきた。
たちまち読み終えてしまって、これじゃヒマつぶしにならないと困っているけど、どうもわたしの好みの小説じゃないね。
若いころ野坂昭如の小説を読みふけったわたしとは、方向性がぜんぜんちがうのである。
でもまあ、仕方がない。
今回は風の盆を道連れにして、ふらふらと思索(と妄想)の旅。

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