ユーモア
4月から再連載が始まるという夏目漱石の「吾輩は猫である」の中に、美学者の迷亭という人物が登場する。
それなりの知識人だけど、相手をからかって喜んでいるような、つまりわたしみたいにヒトのわるい皮肉屋である。
いやあ、先日の学会の演説会で、これこれこういう話をしましてねという。
話というのは古い文章に関するもので、内容はまったくのでたらめだったそうだけど、聴衆の中にその通りだと賛同する人間がいて、ははあ、こいつもこの文章を読んでないなと、迷亭クンに看破されている。
そんなでたらめをいって、バレたらどうする気かと心配な人は「猫」の続きを読むヨロシ。
来月から始まるそうですから、連載が。
今日の朝刊を読んでいたら、石破地方創生相が法案説明で、1年前の説明書を読み上げるというミスがあったそうだ。
そしてそれを野党のみなさんは感心して聞いていたそうだ。
感心していたかどうかは異論があるにしても、これはウチの新聞が夕刊の素粒子ってコーナーで取り上げてもおかしくない事件だ。
はたして取り上げるかどうか、今日の夕刊に注目しましょう。
ああ、人生は楽しいな。
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