オーサ
今日からウチの新聞の紙面ががらりと変わった。
斜陽産業の新聞社だから、さぞかし節約ムードじゃないかと心配したけど、本紙面のほうはそれほどでもない。
いちばん変わったのは、土曜日についてくるbeというおまけの紙面かもしれない。
ここに載っていた山科けいすけさんのマンガが終わったのが残念。
その代わりといっていいのかどうか、今日のbe面には、2011年にスウェーデンから来日して、日本で活躍しているオーサ・イェークストロムという美人マンガ家の記事が大きく扱われていた。
わたしが初めて彼女を見たのは、有名なユーチューバーのシャーラって女の子に紹介されている映像だったけど、恥ずかしそうにうつむいて、ときどきちらっちらっとと上目づかいにシャーラを見るところがいかにもネクラそう。
日本のマンガ家をこころざした彼女は、まずいちばん目立つ個性を模擬したらしい。
でもその後有名になって自信がついたのか、最近の彼女は受け応えも堂々として、ネクラらしくなくなり、誰が教えたのか、ファッションのセンスもずば抜けて、北欧の美女ぶりがいよいよきわだってきた。
最近の京都では和服を着た外国人が多いそうである。
今日のウチの新聞も、オーサに舞妓の衣装を着せるって、日本のマスコミは有名人女子を見つけると、すぐに着せ替え人形にしてしまう。
それもこれも彼女が美人のせい。
やっぱりカワイ子ちゃんは得である、とは思わない。
わたしはマンガ家の苦労も知ってるけど、売れっ子になると、大半の時間はねじり鉢巻きで机に向かう孤独な作業なのだ。
しかも彼女は、寝不足だとおばあさん顔に見えるといって、いちにち8時間以上寝るらしい。
そんな彼女に、グラビアに付き合う時間があるほうが不思議なくらい。
もっと連載を続けてほしいけど、オーサの登場は今日と来週の2回だけらしいのが残念。
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