富山湾/到着
ここんところブログの右コーナーが表示されなくなっちゃって、原因がわからないんだけど、こういうことはパソコンではよくある。
ほっとけばそのうち治るだろうと、そのまにしてあります。
どうしてもこれまで通りのブログにしたい人は、画面をスクロールしていって、下のほうにあるカテゴリーの中のどれかをクリックするともとにもどります。
いろいろいじったついでに、タイトルとプロフィール画像だけは少し手直ししました。
さて、バスは富山市に到着した。
このころには空はすっかり晴れていい天気になっていた。
バスが停まったから下車した。
荷物をかかえて、駅はあっちですかと運転手に尋ねてみる。
ここはまだ駅じゃありませんよという返事である。
じつは高速バスは、駅に行くまえに何カ所かの停留所に寄っていくのだった。
その説明もあったかも知れないけど、ずっとiPodで音楽を聴いていたわたしには聴こえるわけがなかったのだ。
ふたたび車中にもどったあと、駅に向かうバスは富山城のわきを通る。
なんだなんだと思う。
あらかじめの調査魔であるわたしも、富山市にこんな城があるなんてまったく知らなかった。
車の中から見るとなかなか立派な城ではないか。
越中というと、殿様は誰だっけと考える。
加賀の前田氏が有名だけど、あれはどっちかというとおとなりの金沢でしょ、こんなところに城を造ったっけか。
こういうときに便利なのはウィキペディアだ。
調べてみると前田氏の分家としてけっこう由緒のある城らしかったけど、明治時代に解体されてそのままとかなんとか。
いずれにしても名城として語られるほどの城ではなかったようだし、わたしが知らなかったとしても、歴史のシロートだもんでと謝ればすむていどのお城らしかった。
城のかたわらに堀割りがあって、両岸に満開のサクラが咲きほこり、大勢の観光客でにぎわっている。
堀のなかには遊覧船まで上下していた。
いい時期にいいところに来たなと思う。
駅まえでバスを降りるときには、今度はこの街では路面電車がたくさん走っているということに気がついた。
箱型のレトロな電車から、ナマコみたいな新しい電車まで、さまざまにボディペインティングされた路面電車が現役で働いていた。
のんびりしていておもしろいところだなと思う。
おいおいわかってくるけど、そう思ったのは最初だけだった。
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