富山湾/旅立ち
今日の新聞も突っ込みどころは多いけど、富山の報告を片付けないとゴールデンウィークが始まってしまう。
で、紀行記の1回目。
ヘタな文章でも 、こういうことを書いていると、自分もいっぱしの作家になったみたいでタノシイし、ボケ防止にもなっとるのだ。
富山までは高速バスを使うことにした。
これだと東京から富山まで5000円で、列車や飛行機よりもずっと安い。
欠点は時間が6時間半もかかることだけど、時間に追われるビジネスマンならいざしらず、わたしみたいにのんびりした旅を好む人間には問題ないのである。
最近は高速道路が四通八達してわかりにくいので、いい機会だから整理をしてみた。
東京から北陸へ行くドライバーは、たいてい「関越自動車道」か「上信越自動車道」を利用するだろう。
関越道というのは東京の練馬からスタートして、日本海に近い新潟の長岡で北陸自動車道とつながるところまでをいい、上信越道は群馬県で関越道と分かれたところからスタートして、長野市をへて、上越市の上越教育大キャンパス付近で北陸道とつながるところまでをいう。
ちょっと距離は長くなるけど、長野までは「中央高速道」から「長野自動車道」を乗りついで行くこともできる。
長野道というのは、諏訪湖のそばで中央道と分かれたところからスタートして、長野市の手前で千曲川を渡り、日本梱包運輸倉庫のそばで上信越道と合流するところまで。
こんな説明をしたって、地図がなければわかりにくいけど、今回のわたしはじっさいにそれをなぞるわけだから、なんにもわからずに行くよりはマシ。
自分で車を運転するなら、ウチのすぐ近所にインターがある中央高速ブラス長野道のコースを使うけど、わたしの乗った高速バスは、当然のように上信越道を使った。
このコースは軽井沢や小諸を経由していくけど、そのあたりはわたしは過去に何度も通ったことのある道である。
本格的な紀行記に入るまえにまたわたしのドジを報告しておこう。
わたしは気ままな旅を愛する旅人だから、あらかじめ予約だとかチケットの購入をするのもキライ。
そのわりにはよく下調べをするといわれそう。
でも調べることも旅の一部だし、自由気ままをつらぬくためにも、丁寧な調査は欠かせないのである。
今回は、さすがに宿と行きのバスだけはあらかじめ予約したけど、それ以外はぜんぶ行き当たりバッタリでいくことにした。
利用するつもりのレンタカーだって、行ってから探せばいいやってなもん。
それでも心配になって、ホタルイカ観光船の予約だけはしてみることにした。
心配になったのが出発のまえの日の夕方だから、遅いといえば遅いんだけど。
わたしが行くのは平日だ。
平日が混雑していたら土日はどうなるんだと、わたしはどうも安易な考えにとらわれていたようだ。
観光船の予約状況を確認してみると、来月までほとんどふさがっているじゃないの。
日本にはヒマな人が多いんだねえ。
キャンセル待ちの少ない日はこの日とこの日なんていわれても困ります。
どうやら観光船には乗れない予定。
すると浜辺でホタルイカの出現を待つしかない。
もうこの時点で、今回の旅の目的がどこへ迷走するかわからなくなっていた。
期待した人にはもうしわけないけど、わたしのブログにはこういうことが多いのです。
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