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2016年5月 1日 (日)

GoPro

G00

知り合いが GoPro を手に入れた。
なかなか親切な男である。
というのは、彼はいっしょにハワイでダイヤモンドヘッドに登った金持ちのO君で、なんでも手に入れるくせに、自分ではそれを使わない人間だからである。
あれはきっとわたしのために手に入れてくれたにちがいない。
そういうことを念頭に、おい、貸せよと、これを自分の部屋に持ち帰ってきたわたしも、そうとうに図々しい。

GoPro というのは、ウェアラブルカメラとか、アクションカメラなんていわれることもある超小型カメラのことで、いま若者たちにひじょうに人気があり、これで撮った映像が YouTubeにもたくさん公開されている。
超広角一本やりで、ズームもついてないけど、映像は小型カメラとは思えないくらい鮮明で、オートバイ、サーフボード、スキー板、人間の頭、ペリカンのくちばし(じっさいにやった人がいる)など、たいていのところにつけられるから、信じられないような映像を撮ることができる。

わたしも写真や映像に凝りまくってきた人間で、これまでに買ったビデオカメラは数知れず、ダイビングに凝れば、ニコノスやオイミッヒなどをためらわずに購入してきた男だ。
わたしがもっと若ければ、値段もそんなに高いわけじゃないし、きっと自分で買っていただろう。
残念ながら生まれるのが早すぎた。

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GoPro の社史を調べると、最初はサーフィン愛好家の青年が、自分のカッコいい写真を撮るために開発したカメラらしい。
サーフィンの写真や映像では、パイプラインの内側に入って、サーファーに肉薄した迫力のある作品をよく見かけるけど、これは危険だし、技術と体力のあるプロでなければ撮れっこないものである。
そんならカメラを小型にして、サーフボードにくっつけてしまえと、このこと自体はわたしも超広角レンズを使って、車のドライバーを撮影するようなことをしょっちゅうやっているから、それほど目新しいアイディアではない。
残念なのは、こんな若者にとってのグッドアイテムを実現したのが、日本のソニーじゃなかったってことだ。

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ずっとむかし、グルノーブルの冬季オリンピックをとらえた「白い恋人たち」という映画があって、監督のクロード・ルルーシュはここで、スキーヤーのスタートからゴールまでを、カメラがいっしょに並走しながらワンカットで捉えるという衝撃の映像をつくった。
いまではこのていどは珍しくもないけど、なにしろ50年近くまえの映画だからビックリした。
わたしもあんな映像が撮りたいと念願したもんだけど、いまやそれが現実に、お手軽に、だれでも撮れる時代が来たというわけだ。

G08

ここに載せたのはすべてネットで見つけた画像だけど、GoProの威力まざまざというところ。
小さなハウジングに入れて水中撮影だってできるし、軽量の利点を生かして、最近はやりのドローンと組み合わせれば、ヘリコプターを借りる費用もいらないのだ。
これはもう、新時代を開拓したといってもおかしくないカメラだ。
それなのに、ああそれなのに。
わたしのほうがスキーにもダイビングにも縁のないトシになっちゃったワイ。

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