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2016年5月 8日 (日)

ニセアカシア

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野生の植物には盛衰がある。
ある年異常にはびこった植物が、今年はあまり見られないということが。
たとえばヒナゲシ。
虞美人草とも称される緋色のきれいな花だけど、今年は、はてね。
いつもの散歩コースで、コイノボリの季節にたくさん咲いていたはずなのに、今年はめったに見かけない。
雑草はあいかわらずはびこっているから、除草剤のようなものを撒いたってわけでもなさそうだし、そもそも観賞用にもなるきれいな花なので、雑草扱いされるおぼえはない。
それとも、それが多かった年は人間がせっせと種を蒔いたのか。
わからないけど、まあいいや。
今年咲かなくても来年は咲くだろう。
来年咲かなくてもさ来年は咲くだろう。
ずっと咲かなければ、いつかだれかが種を蒔くだろう。

いま咲いている花で目立つのは、おおぶりなヒルザキツキミソウや、こぶりなベニバナウスゲショウなどで、散歩コースの足もとを華やかに彩るこいつらには、盛衰なんて関係ないみたいだ。

何年かまえのヒナゲシの写真を載せようかと思ったけど、やっぱり今年の写真を載せることにした。
ニセアカシアの花で、甘い芳香がステキ。
子供のころ、わが家のすぐまえにこれの並木があったので、まわりを飛びかっていた熊ん蜂とともになつかしく思い出す。

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