映画2本
録画しておいた映画2本を立て続けに観た。
1本はイタリア映画で、「父/バードレ・パドローネ」、もう1本は古いアメリカ映画で「白熱」という作品。
いい映画だったらDVDに焼いて永久保存の予定。
観るまえの予想では、「父」のほうは芸術作品、「白熱」のほうはギャング映画なので、どっちに期待していたかおのずとあきらか。
ところが予想がはずれた。
芸術作品のほうは、わるい映画じゃないけど、いきなり観ると意味のよくわからないところがある。
映画の中ほどで、ハンサムな若者が羊飼いに撲殺されるシーンがあるんだけど、どういう事情で殺されたのかわからない。
あわててネットで、この映画の解説を見つけて読んでみた。
そうやってあらかじめおおざっぱなストーリーを知っていれば文句のない映画だけど、意味がわからないというだけでわたしの評価はぐっと落ちる。
ギャング映画のほうは、なにしろアメリカ映画だからわかりやすい。
そうかといって単純明快、ノーテンキというわけでもない。
主人公のギャングが残忍なくせして、一方ではマザコンという設定がおもしろい。
おとり捜査官の正体がバレそうになって、けっこうハラハラドキドキする場面もある。
テレビで最適な画質で観られるようデジタル調整してあるらしく、モノクロの画面がひじょうにシャープなのも気に入った。
というわけで、わたしの判定ではギャング映画のほうに軍配を上げるけど、やっぱり両方ともDVDには焼かないことにした。
最近のわたしの部屋には録画したDVDがあふれていて、よっぽどの傑作でなければ、これ以上そういうものを増やしたくないのである。
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