タイ/気象
タイに出発するのは来月だけど、調べてみたら、そのころのタイは旅行をするのに最悪の季節らしい。
いちおう北半球の国だから、7月はとうぜん夏である。
ただでさえ暑い南の国に行くのに、なんでそんな季節を選んだのか。
でもわたしはいちどタイに行ったことがあるけれど、椎名誠さんの本によれば、暑いというより熱いという言葉がふさわしいインドなんかより、むしろしのぎやすく感じた。
ずっとむかし、中国の南京や蘇州へ真夏に出かけたときは、あまりの暑さにエアコンの効いた観光バスから降りられず、帰国してから膀胱炎をわずらってしまったくらいだ。
タイではそんなにめちゃくちゃ暑かったという記憶がない。
どっちにしたって、タイは1年中暑いのだ。
むしろ観光客が少なくていいかもしれない。
という根性で、わたしはわざわざいちばん寒い季節にロシアに出かけた猛者である。
むしろ心配なのは雨季であることだ。
これについては不思議なことがあって、ネットで現地の気象について調べていたら、7月は12月、1月とならんで、もっとも雨の少ない時期という情報を見つけた。
添付した画像はその気象のグラフだけど、これを見るかぎり、7月は雨の少ないほうの時期になっている。
ちょっと信じられないので、べつの情報に当たってみたら、やっぱりそんなことはなかった。
えっ、間違った情報をいつまで載せておくなよ、「地球の歩き方」さん。
それはともかくとして、やはり雨季っていうのはありがたくない。
でも、これもネットの情報によると、タイの雨季は日本のように終日じくじくと降り続けるわけではなく、いちにちのうちの特定の時間にどさっと降って、すぐ上がるということである。
なんだ、そうか、あははってわけで、ま、なんでもいいや。
雨に降りこめられたら、またホテルでビールでも飲んでひきこもっていればいいという、わたしのいつものスタンス。
タイはインドネシアみたいな禁酒国家じゃないからね。
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