タイ/ナイトマーケットの2
このあとはまたナイトマーケットで見かけたものをずらりと並べる。
最初は下見に行ったときのものが主体だけど、いくらかは本番の暗くなってからのものが混じっている。
あまり商品知識がないので、東南アジアらしいものはあっても、これこそタイというものがあるかどうかわからない。
去年カリマンタンのフェスで見たのと同じようなものもあるから、製造元はいっしょかもしれない。
どうせ買う気はないからどうでもいいんだけど、それでもこういうイベントはどこの国の人にも人気があるようだ、とくに女の子に。
女の子に人気があるのは、食べ物をべつにすれば、なんといってもファッション関係の商品だ。
でも、いまどきタイ・シルクのような、本物の手工芸品がこんな縁日みたいなマーケットに出まわるとは思えないから、メイドイン・チャイナに御用心と書きかけて、そうかと思い当たった。
中国の生活が向上するにしたがって、社員がやたらに贅沢をいうようになり、これではたまらんと、それまで中国で製品を作っていたアパレル・メーカーが、どんどんほかの国に拠点をシフトしている。
中国にとって替わる国の中にはタイも含まれるかもしれない。
とすれば、ここで売られていた衣料品は、本物のタイ製品かもしれない。
ジム・トンプソンみたいなブランド商品はなくても、少なくとも中国製ではないかという心配はないかも(コレって半分は冗談だからね)。
あまりタイらしいものがないと書いたけど、楽器なんかどうだろう。
これもわたしは専門家でないから、タイ独自の民族楽器なのかどうかわからない。
手作りらしい竹笛があって、これはわたしの知り合いで、熊本の工房にこもって笛作りに励んでいるKさんを思い出した。
これも最初はなんだかわからなかったけど、そばに見本が置いてあって、ワインのボトルを支える小道具ということが判明。
簡単でおもしろいアイディアだけど、わたしは同じ製品を日本でも見たことがあるから、とっくにグローバル化されているようだ。
縁日みたいなマーケットだから射的なんてゲームもある。
欧米のカワイ子ちゃんが、本性まる出しで、ぶっ放すことに快感を感じていた。
やだね、狩猟民族の末裔は。
| 固定リンク | 0
コメント