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2016年7月28日 (木)

百合子サン

いまさら小池百合子が勝つなんていっても、予想や予言にもならない情勢みたいだ。
まあ、彼女が勝っても負けてもどうでもいいけど、今回はぜんぜんべつの視点から眺めてみよう。

彼女が立候補したころは、彼女も猪瀬、舛添の二の舞だなんていわれていた。
そのくらい彼女にも黒い部分がたくさんあったということだ。
ところが彼女の幸運は、前任者ふたりが同じような理由で叩かれて、それも重箱のすみを突っつくように叩かれて、国民がいいかげんにしてくれよとうんざりしているころの立候補だ。
つまり国民のあいだに免疫ができていた。
これでは彼女の過去に政治資金の不正があったとしても、そのくらいいいじゃねえかで済みそうな気がする。

しかも与党の反対を押し切っての立候補だ。
これじゃ憎っい悪代官にいじめられる可哀想なヒロインてことで、ますます判官びいきの国民の支持が集まる。
鳥越サンを叩きまくっている文春や新潮も、彼女には手ぬるいようだ。
当選したら叩こうって気かもしれないけど、はたして国民がまた同調するかしら。
おりしもアメリカじゃヒラリーが大統領候補だ。
これじゃ日本にも女都知事がと考える人が、いないと思うけど、いるかもしれない。
百合子サンが当選したとしたら、彼女は時の利に恵まれた幸運なオンナの人ってことになりそう。
自民党が切歯扼腕すると喜ぶ国民も多いし、そういう人にとっても百合子サンは応援しがいがあるんじゃないか。

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